逃げない目が10個
「ベストアーティスト2020」を見た。
- つねに歌詞に合わせた顔芸を怠らない二宮が好きだ。ベテランなのに、そこまでアイドルを徹底するか。
- セク村(ぞん)のまっつー、金髪が似合う。顔立ちが地味だからこそ、派手な髪色やパーマが似合う。二宮のパーマも同じ理由で好き。
- まっつーが珍しく体幹ブレブレでウィークエンダーを歌っているのが本当に楽しそうでよかった。
- ケンティーの「シークレット(アンサー)」を言わずに唇をなでる姿に破顔する櫻井がカメラに抜かれた。後輩とはいえ、歌の間もこんなにしっかり見ているのかと驚いた。このくだりが好きで3回見た。ジャムームっていい。
嵐を見ていると、5人ともカメラから目を離さない。ちゃんと見つめる。
特に表情を作っていなくても、なんとなくカメラから目を逸らすということは絶対しない。
私も今から目をそらしてはいけないな。向き合う勇気をもらった。
One Love、もうテレビでは歌わないかと思っていた。
世界中に ただ一人だけ 僕は 君を選んだ
よりによってそこで二宮を映さないで。
悲しみで床に崩れ落ちるが、その後のTurning upで楽しい5人を見せてくれたので立ち直る。皆が知っている昔のヒット曲もいいが、やっぱり新しい曲はときめく。
仕事が好きでも、組織を愛していても、一度でいいから立ち止まりたいと思う。走り続けることに疲れて、一週間でいいから何も気にせず休みたいと思う。数年先まで予定が埋まっている状態を終えたい。いっそ入院したいという感覚。
そういう気持ちを推測するからこそ、帰ってくることを信じられるようになってきた。語られる理由が真実かどうかはわからないけど。
道重さゆみは、無期限休養に入って2年後にいきなりブログを更新した。それから少しずつ投稿されたブログのタイトルの一文字目を繋げると「みちしげさゆみさいせい(再生)」の文章が完成し、活動再開が宣言された。
ユニコーンの再結成を知らせたのは、元日に開設されたホームページだった。イエモンの再集結を教えたのは、渋谷の壁面広告だった。
嵐はどんな方法をとってくれるだろう。こういう演出を考えるのが大好きそうなJがいるし、お金もあるし、それはそれは派手な再生になるのではないか。やっぱり「夢だけ持ったっていいでしょ」のフレーズは欠かせないだろう。ライブの告知も絶対にあるに違いない。
雑誌をジャック テレビもジャック
国立もドームも皇居もジャック
That's all right!
それでも時代を極める……