間接技の嵐

櫻井・松本コンビの「嵐ちゃん」と「VS嵐」の頭だけ見た。
嵐ちゃんは綾瀬はるかがゲスト。これが噂のコンビか〜としげしげ眺めていると、こっちの考えすぎかもしれないが、そう見られていることを本人たちも自覚しているような感じを受けた。

  • 初っぱなから櫻井が放つ、「実はちょっと緊張してる」。即、こいつ…! と思った。
  • 2人の人間が同じ感情を共有しているとする。そのときに、「こういうの恥ずかしい」とか「ドキドキしてる」とか言う方が、言えない方よりも実はよっぽど余裕を持っている。本当に心の底から恥ずかしくてたまらないとき、人は恥ずかしいとは口に出せないものだ。※どんなシーンなのかは問わないでほしい
  • 要するに、櫻井、口に出来る程度の緊張なのだろう。しかも発言することで、「俺は言える程度に自分の感情を客観視して受け入れてますよ」と相手を牽制するような感じもある。松本はきっとこうは言えない。
  • さらにアニキや師匠やカッパ橋の山Pや芸人さんなど、とにかく間に誰かを挟んでコミュニケートする櫻井。(とにかく2人で仲良くしてよ的視点で見ると?)卑怯者。(普通に見ると)社会人。
  • どちらかというと期待されている反応をせずに、予定調和を崩していこうとする松本。他方、相手が期待するリアクションを取りまくる櫻井。この凸凹感が「同じグループで働く人たち」って感じで面白かった。違う人間が集まっているからこそ、集団の意義がある。

綾瀬はるかは可愛かったが、またしても尺の余り感があって、なんとなく楽しめずに早送りしながらの鑑賞となった。そして気づいた。コンビの「嵐ちゃん」の一番いいところ、それは、予告に出てくる
本編には出ていないメンバー
に対して、これ以上ない愛情と期待を感じられるところ。数年ぶりに会った旧友のように、「おー相葉と二宮じゃーん。元気だった?」と盛り上がった。そういえば先週は「おー松本と櫻井じゃーん。最近どう?」と思ったのだった。
予告ですらこうなのだから、この渇望を経てから見る5人勢揃いのVS嵐は相当面白いだろう。そう期待して見始めた。まず驚いたのは、番協の人たちが大々的に映っているところ。
そして、相葉と二宮が上着を交換してなぜか沸く会場。
あっ、このノリ無理かも。
反射的に停止ボタンを押してしまったので、とりあえず今回はここまでにしておいた。続きを見るのが楽しみである。