大野（32）のソロ曲、「Hit the floor」。
この曲は、彼女に新しい世界を見せてあげる、もう離さないという直球の愛を歌ったものである。ただし2人の間にはなんらかの障害がありそうなことが匂わされ、怪しげな秘密の香りが漂っている。
初めて聞いたとき、なぜか「人魚姫を無理矢理人間の世界に連れてきてしまったのか」とメルヘンチックな解釈をしていたのだが、その後、もっと図々しく方向転換した。リアル大野が一般人の私に向かって歌ってくれていると受け取るようになったのである。
誰かに気づかれる前に
愛に焦がれて 大胆なエスコート 光まぎれ逃げだそう
- パパラッチに見つかる前に
- カメラのフラッシュにまぎれて記者会見の会場とか飛び出しちゃう
ようこそ夢の向こうへ
名もなきStranger
- ようこそ芸能界へ
- 名前もまったく知られていない迷い込んだ一般人
Baby 知らない世界を見せてあげるよ
きっと気に入ってくれるさ Another world
君のことを悲しませることなら一億年でも隠しきってみせるさ
- きっと気に入ってくれるさ 芸能界
- 昔のスキャンダルとかしゃれにならない写真とか隠し通すからね
窓の外は気にしちゃいけないのさ
二人を引き裂く罠がある
- 窓の外には週刊誌のカメラがいるから顔出さないでね
- 撮られたら別れさせられるから
というわけで、このまま Never let you go.
ここまで言われたらうなずくしかない。そんな一人遊びがしたくて、CDを4曲目から再生してしまうことがよくある。どのアルバムでも大野のソロを相対的によく聞いているが、スキルをやたら気にするハロヲタにとっては、歌が上手いという単純な事実が非常に大切なのだと思う。大野（33）のソロ曲も楽しみにしている。
まるちん（30）
この一年でのデータの更新：映画「インビジブルレイン」で演技がすごく上手いこと、おでこでものを語る人であることを知った。もっともっと見てみたい。
