幸せでいてくだアルバム出してください

現実を受け入れ始めた。

年を取るほど、昔からの友人は大切になる。経験や肩書きを得る前の、本当にただ自分だけという存在だった頃から自分を知る人は、どんどん周囲から減っていくだけに貴重である。

報道のどこまでが真実なのか知らないが、もし20代の彼らを知る人が今後も身内として側にいるのなら、それは私から見ても心温まることだ。

 

誰にでも表の顔と裏の顔があると思うが、社会的に成功している人は、特に隠さないといけない顔が多いことだろう。失敗にまつわる苦労なら、他人にいくら見せても問題ないが、成功した者だけが知る大変さは、周囲には自慢としか取られないからだ。

5人には5人にしかわからない思いがあるのだろう。だからこそ、年々お互いが大切な存在になっていったのではないか。改めてそう思う。

そして5人の間でも、分かち合えない、口にしてはいけない気持ちがきっとあるだろう。

そうならば、そういう気持ちを正直に語れる誰かが家にいてくれるということ、やっぱりよかったと思う。