そこはタイトなパイオニアじゃなくていい

東山さんがゲストのしやがれを見た。

  • 東山さんは誰もが認める美形なので、アイドルではなく、ウルトラマン系出身の俳優さんだと思っていたことがある。それは部位6の長野くんだったのだが。
  • 二宮がカツラを外している。このしやがれを過去に収録したのか、それともドラマの撮影が終わったのか。
  • かっこいいです
  • 櫻井の顔は、つくづく左右対称。いつまでも見慣れず、ついじっと眺めてしまう顔。
  • 大野が少し前に戻ったみたいに覇気がない。でも、「世界に行けるよ」と絵をほめられたときと、ダンスで一番最初に選ばれたとき、嬉しさを隠した顔をしていて可愛かった。自分が本当にほめてほしい部分をほめられて、内心よろこびを爆発させているが、よろこびすぎちゃう自分に気づいて必死にそれを隠すことってある。
  • 超売れている嵐に「負けない」と言い放ち、しかもそれぞれが一番得意とする分野に勝負をしかける東山さん。「嵐もすっかり売れてね」とネタにしてくれる中居のような先輩もいいけど、こういう先輩も、後輩にとっては楽だ。
  • 知識→天然→かっこよさ→芸術性ときて、最後に「二宮には負ける部分が一つもない」というオチ。実際、二宮が他の男性に勝てる部分ってどこだろうと考えた。

全部勝ってる。

なんのためらいもなく出てきたのがこわい。金髪でいてくれたら、もうちょっと考えるのに。

今回、ジャムームの人が子どもの話をするところを初めて見た。「そういう話をもっとしてもいいと思って」と言う東山さん、確かにそうだと思う。そういうジャムーム・アイドルがいてもいい。その挑戦が、後輩の道をまた一つ拓いてくれる。しかし、なぜ嵐の番組で東山さんにそれをお願いしたのか? 視聴者に覚悟を求めてる? と一歩ひいて身構えてしまった。
さらに「プロポーズはどちらから、なんと言った?」と聞かれて東山さんが答えだしたとき、なぜか胸がずーんと青く、重くなった。私が東山さん推しだったら、とっくに結婚も出産も受け入れていただろうけど、それでもやっぱり具体的な話は知りたくない。勝手に誰かに感情移入。
確かに、結婚や子育て話はジャムームにとってタブーではあるので、それを聞けたら面白いだろうなと思っていた。しかし、いざ実現してみると、人間離れして見える東山さんでさえ、どこにでもいるふつうの親だということがわかっただけだった。宝塚出身の芸能人にはみんなが学校時代の話を聞いてしまうように、ジャムームには独特の伝統文化があるのだから、その特異な世界の話を聞く方がずっと面白い。「合宿所」も「You」も「ジュニアの掟」も、何度聞いてもやっぱり楽しい。
結婚してもいい、子どもを産んでもいい、幸せな家庭がほしいなら築いてほしい、そう思う気持ちは嘘じゃない。でも言わなくていいこともある。
いつか嵐も後輩グループの番組に1人で出演するのだろうか。そのとき、どんな曲を踊るのだろう。この時代のことを、どう振り返るのだろう。今はまだ言えないエピソードを、いろいろ暴露してくれるかもしれない。
そして、誰かが結婚して子どもを

真顔になってきたので、このへんでやめておく。