「鍵のかかった部屋」第8話を見た。
- ストーリーの面白さは回を追うごとに薄まっているが、キャラクターのやり取りを見ることに主眼が移っているので、まだ面白く見られる。
- 完全なる芹沢劇場を安心して楽しむ。ここでこう来てほしいと期待する通り、またそれ以上に演じてくれるので痛快だ。テレビ番組の名札を見て、下の名前が「豪」であることにすら笑ってしまう。あの豪快さで豪。さらに横顔のEラインの美しさに魅せられる。美形で面白いなんて敵なしだ。
- 「私はそんな拝金主義の弁護士じゃありませんから」という芹沢のセリフに、ある拝金主義のアイドルを思い出す。その彼、今月誕生日。
- 見栄と利益に翻弄されて、態度を二転三転させる芹沢。憎めない。誰かに似てるなと思ったら、ある上司にそっくりだった。実在すると憎らしい存在でしかない。
- 第8話ともなると、大野とは別の榎本という人物がいるように思えてくる。榎本のまま、嵐に混じって踊ってみてほしい。
- ぴたりと止まるのは、案外難しいことだ。静止が上手い人でなければ演じられない榎本は、大野の身体能力を生かした役である。
- 青砥、どんどん痩せているような。セミオーダースーツのCMを挟んだら効果的かもしれない。
- 犯人を追いつめる際、青砥の導入は不必要だったのでは。今回はこういう間を持たせるための水増し演出が目立つ。これもストーリーが薄いせいだろう。
- ついでに櫻井には、謎ディの映画より鍵の映画の方が見たいと思ってる? と聞いてみたい。
- 青砥の天然発言に「知りません」と連呼する榎本。私も言われたい。これだけは実現できる自信がある。
私「嵐の大野さんですよね」
大野「知りません」
私「そのあご出てるの変装ですよね」
大野「知りません」
悲しい。
なんの無理もなく、このことばを引き出せてしまう。大野の世界に私は存在しない。それだけは知っている。居ぬのみぞ知る。どわーっはっはっはっ、は
来週も見る。