第4話:欲望ゲーム

家族ゲーム第4話を見た。

  • あいかわらず登場する家族には愛着を感じられないため、ついつい「壊れたって痛くもかゆくもない」「もっとおかしくなってしまえ」と他人事として見てしまう。細部には興味がわかず、ゴシップ誌を読むような感覚であらすじを追っている。
  • それが単純で楽しい。
  • 吉本(櫻井)がときどき教育論や社会評論のようなことを言ってみせても、単純な暴力の前ではかすむ。吉本が暴力で他人をねじふせるシーンを見てスカッとしてしまう。今回ならゴルフのクラブによる長男への攻撃。
  • 単純な欲求が満たされる。

他人の不幸が見たいとか、あいつを殴ってやりたいとか、自分がそんな原始的な欲望をもっていることに気づかされるドラマである。吉本はつまらない正論は置いといて、とことん最低な暴力・恐喝・恫喝教師として邁進していただきたい。




それにしても、第2話で櫻井が次男のクラスメイトに言った「お前らの人生、めちゃくちゃにしてやるからな」。あんなことばは、中学生には過激すぎると思う。
そこは大人の29歳、しっかりプロポーズとして受けとめるから、
私の人生、めちゃくちゃにしてください。
待ってます。