4月1日に言いたかったこと

ただい松潤
一ヶ月ほど海外にいた。もうどうしようもなくなってしまい、まるで10代の自分探しのように旅に出た。現実から逃げたいせいか、日本に帰りたくないと初めて思った。
半分は仕事もしていたので、そのときに「こっちで働けば?」と何人かに言われた。もちろん真剣な提案ではない、ただの軽い助言である。たしかにここにいる方が楽だと感じることがいくつかある。でもここには嵐がいないし、相葉のドラマも見たいし、日本は日本で楽なところがあるし。というわけで帰ってきた。

昨年、新しい職場に来てから、ずっと思っていたことがある。「1年も経たないうちに言うのも」とか、「拾ってもらった恩があるし」とか迷っていたが、今日1年を迎えたので言ってしまいたい。33歳から35歳の間に、同職種に転職して関東に戻ります。この仕事を10年、15年、もっと長く続けるためにも会社を移りたい。

私は偏狭で、生まれた国が好きで、生まれた土地が好きで、自分がずっと染まってきたような雰囲気の会社が好きなのだ。嵐と時差のない日本で、狭く狭く狭く生きたい。わざわざ旅に出て見つけたのは、ずっとそこにいた青い鳥だった。
その鳥を捕まえるためにも、今年度、努力して業績を上げる。