私の夢

余裕のない二週間。メールでミスをして、会議も一つ休んでしまった。今後が不安だ。
ずっと就きたかった仕事だったが、「こんなことのために10年近くも勉強してきたのか」と考えてしまうことがある。10年かけてなってみたけど、案外3年くらいで辞めてしまうんじゃないかと考えたりもする。
でも、てんやわんやの中で眠ると、なぜか大野が夢で「ワンダー フォー♪」と歌ってくれるのだった。そして目覚めて、ふと浮かんだ。私も10年頑張ってみて「10周年なんて夢にも思ってなかったよ」と言い、15年続けてみて「ほんとよかったよ」「こんな日が来るとは思ってないもん、15年前は」とぽろぽろ涙を流したい。そのとき、信頼できる人がそばに4人もいてくれたら最高だと思う。
昨年、20代の友人をがんで亡くし、尊敬する上司に急死されてからというもの、ずっと死ぬことばかり考えていた。後追いということではなく、どうせそのうち死んでしまうのだから、なにやったって無駄だろうという無力感である。
そんなときに、Girl, You're wonderful なんて歌ってくれたら、そうかなーなんて調子に乗って、くすっと笑える気持ちを思い出す。
無理に前向きになるつもりもないのだが、とりあえず10年生きて、続けば15年やってみようと思う。私もその風景を見てみたい。