相葉は常に最強説

こたつde嵐を見た。見る前から、どうやって四辺しかないコタツに5人が座るのかと興味津々だったが、蓋を開けてみれば丸くて大きなテーブルだった。あんなのコタツじゃない。

  • なんだかしおれて見える嵐。やたら右手を指さし状態で上下させたり、ピアノを弾くみたいにパタパタさせたりする櫻井。よくわからないタイミングでお茶に口をつける二宮。みんな疲れてるのか。
  • 松本と櫻井の胸元が異常に開いているのはなぜか。
  • なまあらし」の頃からすでに完成されていて、突き抜けてかっこいい相葉。しかも常に、その年ならではのかっこよさ。相葉はクラスでも学年でも間違いなく一番かっこいい。他の4人がそうではないと言いたいわけではないが。
  • スタジオに戻ると、少し年をとって落ち着いた相葉。キュンと来るほどかっこいい。ゲシュタルト崩壊しそうなくらいひたすらかっこいい。この人にはビジュアルの暗黒期は無かったのだろうか。他の4人にあったと言いたいわけではないが。
  • それに対して松本は、「なまあらし」時代には荒削りすぎる原石800%。まだ余計なものがついているし、本人の美意識も向かう方向が定まっていない感じがする。それを本人の努力によって削って整え、3年後の「まごまご」ではすでに潤い王子に変身している。
  • スタジオに戻ると、いつも通りに100%できっちり美しい王子。よく700%も削ったな。
  • 若い頃の櫻井を見ると、もやもやと何かが沸き立ってくる。多分、躊躇なく顔面を殴れる。しかしスタジオに戻るとデレる。
  • 「24時入りが多くて大変だった」という話の最後に「それだけ色々やらせてもらって」と付け加え、柳沢慎吾に楽屋で30分も捕まった思い出には「4人でギャハギャハ笑いまくってさ」と話の色をちょっと変える櫻井。「楽しかったね」と続ける相葉。色んな人に配慮していて大人。
  • 松本と大野が海の家を手伝う「まごまご」。嵐の動画をあさっていた茶の間創生期に、何度も繰り返し見た。というのも、2人が今は失われた種類のかっこよさを表しているから。このときの体型も衣装も好きだし、まだ顔がちょっと幼い。今では見ることのできない、「どこから切っても水が吹き出すような」二人の姿である。
  • このとき、大野のタンクトップが「珍しい」と突っ込まれていたが、もっと着て欲しい。
  • ついでに、色白で金髪だと女の子のように可憐なので、また金髪にしてほしい。
  • いつも以上に相葉に面倒くさい絡み方をする二宮。相葉の忍耐強さに感心する。こういう場面を見ると「にのあい」の愛情表現というより二宮の面倒くささにしか目がいかない。
  • あいば〜どが失敗した直後、笑ってあげる3人とは対照的に「ここでは、どうやってフォローしてあげるのが最善なのか」と考えているであろう二宮の真顔。今までで一番「にのあい」を感じた。

他の芸能人の情報やなにかの宣伝でなく、純粋に自分たちについて話す嵐を見られて楽しかった。いくつかのVTRを与えられ、ちょうどいい時間だけトークをして、その場にふさわしいエピソードを引き出しから取り出してくる5人。放送時間帯やレギュラー番組の数ではなくて、それこそが10年の成長ということなんだろう。