最後の嵐ちゃん

5人そろったシェアハウスを見た。

昔のアラシちゃん

  • 開始当初のニューハーフネタや太った人ネタは無かったことにされている。これでいいのだ。
  • 「バカッコイイPV」や「モテ嵐ダメ嵐」では、一部のファンが「長時間のロケをやって嵐に負担をかけるな」「水に落としたりして、風邪ひいたらどうしてくれる」とスタッフに怒っていたのが印象的である。「私たちの嵐が番組に出てやってる、という感覚の人もいるんだ」と驚いた。

大人の嵐ちゃん

  • 大野がぶかぶかの白いTシャツを着る姿に、「わー、ホテルで好きな人のバスローブ姿を初めて見るような感覚」とときめく。汚い大人の視線。
  • 松潤が印象深いVIPルームのゲストとして、いち早くさんまさんを挙げたことに感心する。ちゃんと業界に生きる大人。

かわいい嵐ちゃん

  • シェアハウスで撮影したゲストとの写真を、うつぶせで両足をそろえながら「ふんふん♪」と見る松潤。いちいちかわいい。
  • この姿を一度見てみたかった、見事にもっさりした櫻井。私の友人のぽっちゃりした男性(29歳・子持ち)を想起させるほどのもっさり感。そんな姿もかわいい。

逆襲の嵐ちゃん

  • 「メンタルが鍛えられた」「レギュラーなのに傷つく番組」と、これまでに傷つけられてきたことをはっきりと、しかも何度も述べる松潤。マネキンでビリ最多数をほこる君には、それを言う権利がある。
  • モテ嵐ダメ嵐で水に落とされたことを「最悪だったな、あれ」と言い切る二宮。一部のファンは、過保護なんかじゃなかった。あれは正当な要求だった。

教える嵐ちゃん

  • 最後に5人が鍵を返し、挨拶をして去っていく。相葉と大野ってこういう挨拶が本当に上手い。相葉は気持ちが伝わる。大野はまとめが上手。
  • 櫻井の話し方が、組織に属する人、大勢の人の前で話す人ならではものになっている。別名「偉いおっさん喋り」ともいう。最近、私がとくに身につけたいと思っているもの。

最後まで文句の嵐

  • 同じく挨拶のシーンで、JはOne Love、櫻井はHappiness、相葉はマイガール二宮はbeautiful days、大野はtruthと、それぞれの主演ドラマの主題歌をオルゴール・バージョンで流してくれるスタッフ。芸が細かい。
  • 嵐ちゃんのスタッフは、オープニングのCGや小道具などで、こうした細かい芸を見せてくれるのだが、それがよくも悪くも見えすぎるところが少し苦手であった。
  • そんなわけで最後のCGも「最終回っぽくていいな」としみじみ見ていたのだが、長すぎて「このスタッフってこうだった」と途中からなんとも言えない気持ちになった。

て言ってた部屋も 今は すごく広くて 冷たい。

そんな空っぽになった部屋から一転して、スタッフと嵐が勢揃いした最後の写真を見せてくれてありがとう。今まで毎週木曜日、お世話になりました。またオセロの中島さんに会える日を楽しみに。