けつこんしてくれとは言わない

昼寝していたら二宮に出会った。
二宮は私の幼なじみで、火傷の手当をしてくれている。私は二宮に片思いしていて、二宮もそれを知っているが、いつも適当にかわされている。そのわりに「結局、結婚するとなったら、俺を小さい頃からよく知ってくれてる人でないとね」みたいなエサをまいてくるのだ。
夢みたいな夢の中で、私は思う。もう、望みもないから、今の彼氏と結婚しちゃお。披露宴は、二宮にも来てもらお。でも仕事の邪魔になって悪いかな。
好きすぎるから迷惑になりたくなくて、さっさと別の人と片づいてしまおうというこの発想。
どれだけ深刻に好きなのか。
それも、絶対に成就しない、とんちんかんな曲がりくねった愛情で。このブログ全体を表しているかのような夢であった。
初夢の櫻井→昼寝の二宮と来て、今夜もに会えますように。