茶の間アワード2013

リーガルハイの最終回もいまだ見られていない年末。大掃除の放棄を宣言した師走の黄昏。それでもどうしてもやっておかなければならないことがある。嵐なんか関係ない、読者の期待も感じない、ただ茶の間のためだけに開くお祭りだ。
このアワードは、2013年にもっともよく聞いた嵐に関連する曲を、単純によく聞いた順で並べたものである。したがって1990年代のリリース曲が入ることもあり得る。

(参考:茶の間アワード201220112010

それでは早速、第10位から。


第10位 揺らせ、今を (シングル「Troublemaker」収録) 

  • 昔、もがき苦しむたびに聞いていたが、今ではむしろその頃を思い出すために聞くようになったソング。こうして自分の手垢にまみれさせ、曲を飼い慣らしていくのが快感。


第9位 夜空への手紙 (アルバム「LOVE」相葉ソロ)

  • こういう曲、苦手なんだけどな。と思いつつ、昔好きだった人が29歳にして余命1ヶ月と知った夜、自然に手がのびてしまったソング。相葉、ありがとう。本当にありがとう。


第8位 チャンカパーナ (NEWSシングル)

  • いつだって流行は茶の間に遅れてやってくる。秩父宮の映像に涙して丸三日ほど見続けたソング。


第7位 Dance in the dark (アルバム「LOVE」松本ソロ)

  • 聞けば聞くほど「あれ、この曲いい」「なんの曲だっけ!?」と毎回確認してしまうソング。魔術師め。


第6位 wanna be... (シングル「迷宮ラブソング」収録)

  • 「LOVE」を聞き始めたばかりの頃、「こういうのがほしいんだよなー」と聞いていたソング。


同率4位 Endless Game (シングル)

  • 嵐のドラマシリーズ。無条件に茶の間でわくわくした気持ちを思い出すし、いちいち腰が踊ってしまう。たぶん一番そらで歌えるソング。


同率4位 Calling(シングル)

  • イントロが鳴るだけで高度先端医療戦隊ホープレンジャーの面々を思い出して楽しくなれるソング。毎朝「For my life!」「Take your time!」といちいちいっしょに歌ってしまってうるさい。


第3位 Hit the floor(アルバム「LOVE」大野ソロ)
いやになるほど聞いたソング。小さい「ツ」とか「ん」とかをメロディーの頭に入れる大野のリズム感、つんくと話し合いたい。


そして、栄えなき2013年茶の間グランプリは……またしても初の同率1位で、


Rock Tonight!


P・A・R・A・D・O・X!


どちらの曲もすばらしいが、これらが同じアルバムに収録されていることになにより価値を感じた。
「時が来たのさ 今こそ もっと Unite」って、“ユナイト”とアイドルに歌われちゃ戦争も終わる。本当にあんたら「とどまることを知らない」なと呆れるほどに突き抜けている。
ピーエーアールエーは、最先端のようで昔のアニメのオープニングのようでもある第一音からもう楽しい。

2013年についてわかったこと

  • 今年は無自覚に相葉イヤーだった
  • シングル、アルバムともに意外と豊作
  • 二宮

来年も嵐の活躍に期待します。

おまけ【女性アイドル編グランプリ】Juice=Juice/私が言う前に抱きしめなきゃね(インディーズ版)