この子をお買い上げ

櫻井翔の夜会・第三弾宮城編」を見た。

  • こういう室内のロケでプライベートっぽい映像だとイケメンぶりが引き立つ。「そのへんにこんな人いたらどうしよう」「本当にこの世にいる人なんだ」というリアルさが増すからだろう。
  • 相葉と二宮が襲撃してきたときには、かっこよすぎてひっくり返るかと思った。
  • パンツを紹介して「こいつらはライブ用で〜」と説明する櫻井。「こいつら」という呼称に、メイク道具を「この子」と呼ぶ女性と同じものを感じる。ものに対するこだわりが強すぎて面倒くさそうだ。
  • 貝を食べ比べる櫻井。毎週月曜日に赤貝で晩酌していると知れて嬉しい。まねする消費者が続出して、一時的にスーパーから赤貝が消えそうだ。
  • 貝は深夜に食べてもカロリーが低いということまで考えて選んでいるのだろう。また、ZEROは櫻井にとって重めの仕事だからこそ、ご褒美に貝を食べているのだろう。そんな想像をするのが楽しい。
  • 3,000円のアワビを食べて「アルバム一枚が3,000円もして、それを出すには何ヶ月もかかるのに」とこぼす櫻井に「けっ」と思う。この庶民ぶりっこ。
  • 塩とすだちでホッキ貝を食べて「高いお寿司屋さん連れてってもらうと、こうなるよね」と、素っぽい櫻井。「高いお寿司屋さんに行くと」ではなく「連れてってもらうと」という表現に各方面への気遣いを感じる。

でもあなたは、どんなにごまかそうと、圧倒的にそっちの人間なのだ。

  • 一人の時間の楽しさを知ってしまったので、結婚して邪魔されたくないと言う櫻井。どこまでぶりっこすれば気が済むのか。そもそも、

誰かに邪魔されたことがなければ、そんな発想出てこない。

大臣のぶりっこ、ばか、金持ち。そうやってアイドルと自分の距離を知れば知るほど、胸が苦しく、どこか楽しい。茶の間の一人遊びの王道である。