積乱雲の真ん中にYOU

遅ればせながら「嵐」のキーワードでおまかせ録画を始めた。
「ドラマ 嵐の女」が録画され、櫻井の言っていたアニメも録画され、一人で笑っていたら、
「はじめての気象学
積乱雲の起こす嵐
も録画されていた。
最近、台風に巻き込まれて出張から帰れなくなった日があり、嵐には興味津々だ。せっかくなので見ることにする。


台風の目であるJ、昨日で33歳。
二宮がMOREの連載「一途」で、「嵐はここ数年、同じイメージを求められている」「自分たちは変わっていくのに、変わらないものを求められる」「したいことではなく、求められることをするのが仕事なので、それはありがたいことだけど」と言っていた。Jが中心となるコンサートがなかったら、「確かに嵐ってずっと同じだ」と思ったかもしれない。しかしファンは、ライブのたびに嵐が新しくなっていくのを見ている。どんどん変わってしまうだけに、ファンを置き去りにしないよう、あえて昔に立ち寄ってみせる姿も知っている。
Jの卓越したプロデュース能力に驚かされ、ハロヲタだった頃の私はよく友人と「松潤ハロプロのコンサートをプロデュースしてもらいたい」「あのユニットだったらどうだろう」「衣装が恐ろしいことになるかも」と妄想しては楽しんだものだ。Jはなにか新しいものを生み出してくれるに違いないという期待がある。
とはいえ、もし嵐自身が固定化されたイメージを変えたいのだとしたら、まずは「J」という呼び方を変えてみたらどうだろうか。大野さん、大ちゃん、智くん、翔くん、翔ちゃん、相葉ちゃん、あなた、ニノ、いつもお互いの呼び方が丁寧である。そこが好きだけど。
そして五人目は、とりわけ呼び名の変化が広く浸透してきた。夜明け前の「君はもともと松本」期→ファンを増やした「松潤」期→国民的アイドルとして安定した「J」期。次はどうする。
松本潤の次の呼び名が、嵐の次の時代を作る。