嵐がトリのMステスーパーライブを見た。どんなに長い番組でも、嵐は後ろの方にしか出ないので探すのが楽である。なんて御大尽発言も飛び出す年末。
さて、楽しいLove so sweetが始まりかけたところだが、一時停止してここに来た。
- タモさんとバランスよく話す5人。「二宮は紅白の司会するんだろ」と振られると、「はい!」といい返事。心はいつも新入社員。
- 櫻井が「われわれ最後に歌わせてもらうのは初めてなので、(お客さん歓声)、あ、ありがとうございます、花を添えられたらなって思います」。
- どこまでできた男なんだ。そつのなさに感心する。というか、
“花を添える”って表現するアイドルが他にいるだろうか。
- 「つなぐ」が好きだ。曲も好きだし大野の振り付けも大好き。櫻井のラップもあるし大野の落ちサビもある。嵐のイメージが全て詰まっている。
- 大野の振りの特徴はテレビ映えを強く意識していることで、それがちょっと変わったフォーメーションとキャッチーさを作り出す。
- アウトロ10秒で5人がそろって印を結ぶところ、何十回も巻き戻して見た。ここが好きな人、多いのではないか。
- 嵐を好きになった頃は5人の振りがバラバラすぎて驚いたが、それぞれの持ち味が出ているから見ていて楽しい。そのせいで何度も見ざるをえない。
- 大野はかっこつけないのがかっこいいが、それが本人としてはかっこつけてるということで、だからかっこいいのだろうかと、見ていると延々たるトートロジーに迷い込まされてしまう。
- 全て脱色したような大野とは対照的な、余計な色とクセを全部載せた二宮。一人だけ視線と首の回し方に余計なものがくっついている。見方を変えれば過剰でしかないが、そうやってこの人が「これかっこいいだろ」と思ってすることがまんまとかっこいいので、だから私は二宮が好きなのだろう。二宮担とは、二宮と「かっこいい」の定義を共有している人たちのことである。
- 櫻井はちょっと崩れた忍者を表現したいのか、妙に色気があるアレンジ。しゃべっている時と違いすぎる。この人の不思議なバランス感覚、本当に面白い。
- 相葉が一番リズムにはまっている。櫻井の二倍くらいで刻んでいる感じで、見ていて一番気持ちいい。長めの前髪まで振り付けの一部に見えてくる。
- 松潤はいつもよりポーカーフェイスに徹しているように見えた。二宮と同じく独自の色づけで完成させている。松本パッケージ。曲が終わると、真顔のまま息も乱さずに歩き出されて参る。なんとなく体調が悪かったのか?
- Love so sweetのイントロで5人が順番に話し出す。なんかこの平和な音楽をバックに一人一人順番に話し出すというのが、ドリフっぽい。
ここまでに何度「かっこいい」と独り言を言っただろう。
かっこいいね! あーかっこいい やっぱり二宮かっこいいな いや皆かっこいい やっぱかっこいい 相葉探偵の曲も聞きたかっこいい
まだ言い足りない。あと100回かっこいいと言うために茶の間に戻る。