暗躍するねずみ

二宮が司会を務める紅白を見ている。
グランドオープニング、総合司会の内村さんの脇でバックダンサーに徹する二宮。
「始まりましたー!」と、かつてなくラフな勢いで内村さんが口を開いたとき、なんと横に立つ二宮は、


「よいしょー!」


えーーーーーーー。

いるのか、こんな司会。

しかも、共同司会の有村さんに、相葉が「一緒にがんばろうね」というスタンスだったのに対し、「去年もやったもんね」と寄っかかる気満々で、「やめてください。皆でがんばりましょう」と諫められている。あんた年上だろ。
そう来るか。これが二宮の司会なんだ。
相葉のようにかっちりと紅白の権威を高めるでもなく、櫻井のように真ん中で場を支配するでもなく、ひたすら裏方に徹し、宴会部長としてその場を盛り上げる。二宮にとっては司会とは「脇役」なのだ。
二宮は一語一語を決まったテンポで話さず、「よろしく****(お願いします〜)」「ちょっと待ってくださいよ〜」とコンパクトにこちょこちょ話してしまうので、きっぱりした感じはゼロだが、時間調整が自在に見える。
面白い。5人で司会をしていた時には見えてこなかった個性が見える。大野と松本だったら、どのような司会の定義を見せてくれるのだろう。
トップバッターの平静ジャンプに紛れ込んでいた松潤はにこにこしていて可愛いし、ジャンプの山田くんのメイクが変わったのか今までで一番かっこいいと思ったし、セク村は可愛いし、天童よしみのバックダンサーを務めるマルちゃんは遠目にも目立っていてすぐわかるし。いい年末。なんせ司会も天井裏のねずみだし。
皆様、来年も遊びましょう。

緊急事態

櫻井を寝かせてあげたい。