からまりを解(ほど)く

前回の更新で二宮の司会がうますぎると書いたが、ネットで酷評を見てしまった。

えー嘘。よかったじゃん。なにがだめだというのか。面白かったよ。

こんなこと、前にもあった。

相葉が務めた紅白の司会、私は最高だと思った。しかし、そうではない評もあった。

Thisi is 嵐 Liveでエナジーソングが始まると、うわ、予想してなかった、最高! と思った。しかし嵐を聞き始めた頃には、「ファンは本気でこの歌詞をいいと思っているのだろうか」と疑問だった。

今朝、「キミの夢を見ていた」を聞きながら歩いていたら、いきなり涙がこみ上げ、必死で花粉症のふりをした。出だしから大野が「忘れないから 君の声 聞こえてると絶妙なアクセントで歌い、そこに相葉とJが加わり、牧歌的な響きになる。「伝えたいこと 言葉じゃなくて歌に託すよ」って、姿が見えない今、本当に歌に託された。特に思い入れのない曲だったのに。

 

こうした変化は、「ファンだからなんでもよく思えるようになった」「評価が甘くなった」ということではなく、

私の性格がよくなったということなんじゃ。

このブログをやっていてよく言える

 

批判的で冷笑的でいることは簡単だ。しかし、より広く、より多くのものにOKと思えたなら、その方が楽しい。同じ番組を見て「ひどい」と思うより、「面白い、最高だ」と楽しめた方が得ではないか。

この先、くじけそうなことがあっても、えー嘘、いいじゃん、なにがだめなの、君ならできるよ、最高だよ、と自分に声をかけられると思う。まるで背後に5人くらい人がいるかのように。